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Jazzヴォーカリスト「びび」こと工藤直子の日々。


by vivian_n
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密かな野望(4/7@熊本-2)

熊本城は、繁華街のど真ん中に聳えている。
というより、城下町のほうが時代と共に
移り変わってしまったという事か。
とりあえず加藤清正公にポーズをキメて頂いたw
密かな野望(4/7@熊本-2)_e0005280_1361920.jpg

ちょうど今『熊本城築城400年』のイベント中らしい。
修復されている所があるにせよ、
現存しているという事に圧倒される。
城自体も美しいけれど、石垣もすごいなー。
よくもこんなに美しく積んだものだと思う。
あまりの美しさに興奮したのか、
どこかの子供が石垣に取り付いて登ろうとしていた。
密かな野望(4/7@熊本-2)_e0005280_1393175.jpg

ところで、観光地らしい観光地がそれほど好きではない私が
なぜ熊本城に来たのか。
それは百閒先生が熊本城の石垣をバックに
写真を撮っているからに他ならないw
例の写真集片手にきょろきょろ見回していたら、
それらしい場所が見つかった。
実は、撮影した場所を探す事が出来たら、
先生と同じアングルと同じポーズで写真を撮ってもらおうと
密かに心に決めていたのだw
喜々としてポーズを決めるワシwww

天守閣から下界を眺めた後は、
次の目的地、水前寺公園へ。
密かな野望(4/7@熊本-2)_e0005280_1212585.jpg
さて、ここでまたすかさず
『先生の写真集』を出してみましょう。
47ページ。
百閒先生が公園の太鼓橋の上で、
こちらに向かって手招きをしている
写真が載っている。
もしかして橋が架け替えられていたら
どうしよう、
すでに無かったらどうしようと
微妙に心配だったのですが、
今、目の前には
その時とまったく同じ太鼓橋が。
しかし、その日は雨が降っていたらしく、
写真の中の先生は傘を差している。
今日は生憎の晴天だw
ここまで来て悔しいけれど仕様が無い。
傘を持っているつもり、という事で写真を撮ってもらったら、
密かな野望(4/7@熊本-2)_e0005280_1271935.jpg

写真の中のワシは、
何故か傘を持っていたのだったwww

公園内をのんびり回遊する。
池の鯉を眺めたり、
角度によって変わる景色を楽しんだり。
以前はこういう所を見ても、
面白くもなんともなかったのだけれど。
人の感覚というのは変わって行くんだなと実感する。
それとも、歳のせいなの?……orz
いや、きっと、こういうものが
ちょっとずつ分かるようになって来たんだと思いたい。

しかしここの鯉は異常にでかい。
しろひさんが鯉に餌付けしていたら、
何気に亀まで紛れ込んでいたのには驚いた。
ううむ奥の深い公園だw
密かな野望(4/7@熊本-2)_e0005280_22533947.jpg

つか、
亀必死だなwww


(special thanks:ゆーちゃん)
# by vivian_n | 2007-04-07 23:00 | 旅行

密かな野望(4/7@熊本-1)

確か9時過ぎに目が覚めた気がする。
昨日から気になってはいたのだけれど、
水槽の中にいる小さいエビ達がかわいい、
というか、
美味そうだ。

魚は見ていても美味しそうだと思わないが
エビの存在は、直接的に脳を刺激するようだ。

何故エビを?と聞いたら、
草などに付着する藻を食べてくれるんだそうな。
「エビはね、面白いんですよ」
そう言って、エビ用の餌を何粒か水槽に入れるしろひさん。
少ししてエサにほとんど同時に気づいたエビ達が
小さい足(?)を必死に動かしてエサに飛びつき、
その足で抱え込んだ。
そのエサを横取りしようとするエビ。
一目散に人目(?)の付かない所に逃げ込むエビ。
あせってエサを取り落とすエビ。
それをちんまりと座って観察するバルネさん。

抱え込んだエサをどうやって食べるのかと見ていたら、
足(?)で抱えたまま、両手(?)を交互に右左右左と動かして
エサをつまんでは口に運んでいた。
そんなに食べまくって大きくなって、、、
余程海老フライになりたいのか。
「あっ、食べてもあまり美味しくないみたいですよ」
私も余程目つきが怪しくなっていたらしい。

今日は忙しいのだ。
お昼は熊本ラーメンを食べ、
熊本城と水前寺公園を廻り、
夜はヌアージュのセッションに連れて行ってもらう。

という事で、お昼で混雑する少し前に
ラーメン『大黒』にやって来た。
密かな野望(4/7@熊本-1)_e0005280_21392287.jpg

さっぱり豚骨スープには、焦がしにんにくのツブツブを
アクセントに効かせてある。
スープまで全部飲んで、完食してしまいましたw
密かな野望(4/7@熊本-1)_e0005280_2148386.jpg

pyumifさんは、このあとレッスンが入っているとの事で、
しろひさんに熊本観光をお願いする事にしました。
ふふ…
熊本城と水前寺公園…
いやー楽しみだっっっ!!
いろんな意味で………w
# by vivian_n | 2007-04-07 22:00 | 旅行

馬だけに(4/6@熊本-余録)

熊本駅に戻って来た私達を、
しろひさんが車で迎えに来てくれた。
ありがたや〜〜。
今晩からお世話になるN家に荷物を置いて、
早速夜の街へと繰り出した。
昨日の好信楽やおくらのある界隈は
下北沢のような雰囲気だったけれど、
今夜は銀座5丁目辺りの路地という雰囲気。
何筋か離れるだけで、がらっと感じが変わるんですね。
そんなワケで、
今晩はしろひさん&pyumifさんオススメの
『ひとくち』さんで再会の宴なのだ♪
大将ドンさん(ドン小西似w)入魂の料理の数々を
少しだけご紹介しましょう。
馬だけに(4/6@熊本-余録)_e0005280_21445269.jpg

奥は馬刺(食べかけw)、手前は馬のレバ刺。
ワシ、馬れて初めてレバ刺食べましたw
(゚Д゚)ウマー

馬だけに(4/6@熊本-余録)_e0005280_21452082.jpg

馬の串焼きを小西家(←違うって)に伝わる秘伝のタレで。
(゚Д゚)ウマー

馬だけに(4/6@熊本-余録)_e0005280_21454039.jpg

新じゃがと柔らかく炊いた牛蒡のフライの上には
桜のかほり漂うご飯(餅米かな?)のあんかけが。
(゚Д゚)ウマー

pyumifさんはこの後演奏の仕事があるという事で
日本酒という名のガソリンをチャージw
元気になってお仕事に出かけられました。
私達も満腹でいい気分。
ドンさん御馳走様でした。また来ます。
今度はセッションもしましょう!

さて、
お店を出たが、
まだなんとなく帰る気がしない。
しろひさん、それを察してか
「もうちょっと飲んで行きましょうか?w」
という事で、宴の〆はBar: Colonで。

pyumifさんより一足先にN家に戻ると、
バルネさんが「にゃ、にゃ」とお出迎え。
Yagoはバルネさんの猫パンチを浴びて、
すっかりパンチドランカーと化していたwww
# by vivian_n | 2007-04-06 23:30 | 旅行
八代で1両編成の列車に乗り換えて、
人吉からは観光列車の
いさぶろう・しんぺい号に乗る。
上手い具合に自由席に座る事が出来た。

大畑(おこば)駅:
到着する前の車内アナウンスで
「古い給水塔が残っている」と。
ローカル線の旅@旅チャンネルの情報を
早速忘れていたよ。
大畑駅での停車時間は10分。
ホームに降りたら、端の方に
水の噴き上がっていない噴水のようなものがある。
ぐるぐる肥薩線(4/6@熊本-2)_e0005280_2385948.jpg

これは蒸気機関車の時代、その煤で汚れた顔や
手をを洗う所だったようだ。
『この水は飲めません』と書いてあるけれど、
昔はここで水も飲めたのかも知れない。

しかし給水塔はどこにあるんだ?
乗客と記念写真を撮っている運転士さんに聞くと、
「あっちですよ」。

古い駅舎を出て辺りを見回すと、
それは木立の影にひっそりと建っていた。
ぐるぐる肥薩線(4/6@熊本-2)_e0005280_23101193.jpg

給水塔という割に扉や窓があるのは何故だろう。
この塔の上部に水を貯めるタンクでも
あったのだろうか?
中に入って写真を撮ろうとしていると、
発車のベルのような音がしたのであわてて戻ると
「まだ大丈夫ですよ〜」と
案内係のおねいさんに微笑まれた。
なんだ。撮っとけばよかった。。。

矢岳(やたけ)駅:
大畑駅からスイッチバックとループ線で
ぐんぐん山を登って、着いた所がこの矢岳駅。

しかし、ループ線だと言うので
結構楽しみにしていたのだが、
自分で乗っていると
ループしてるのか何なのか実感が湧きませんな。
なんか前にも同じ気分になった事があると思ったら、
士幌線の三の沢橋梁の上でだった…。
こういうのは遠くから眺めている方が
一番楽しいのかも知れない。

矢岳駅にはSLが展示してあるので
乗客のみなさんはそちらに夢中。
ぐるぐる肥薩線(4/6@熊本-2)_e0005280_23172340.jpg

しかし!!
この写真の右端にある薄緑色の支柱のようなものを
ワシは見逃さなかった。
近くに寄って見てみると、何か書いてある。
ぐるぐる肥薩線(4/6@熊本-2)_e0005280_23174094.jpg


キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

右側は『鐵道院』、左側は『大正四年』と読める。
自分GJ!!!!!

ところが。
先生が水を飲んだという場所を探していたら、
水道の蛇口のあるごく普通の水飲み場と、
大畑駅にもあった『顔洗い場(?)』の跡があった。
ぐるぐる肥薩線(4/6@熊本-2)_e0005280_23175817.jpg

先生は、駅の歩廊にある
“唐金の水盤の水面にじかに脣を付けて”
水を飲んだという。
どっちで水を飲んだのだろうとしばし考える。
でも『顔洗い場(?)』で水を飲んだ方が
何かファンタジーな気がするので、
そういう事にしておいた。

この路線、駅と駅の間にあるトンネルも、
窓から見ていると、随分昔に作られたものが
そのまま残っているようだった。
必死で撮影を試みるw
ぐるぐる肥薩線(4/6@熊本-2)_e0005280_23181386.jpg


いさぶろう・しんぺい号の終点、吉松駅では
鹿児島方面に乗り継いで行く人達ばかりで
折り返す人はほとんどいない。
帰りは指定券を買ってボックス席に座る。
行きに撮る事が出来なかった大畑駅の給水塔の内部は、
帰りに撮影する事が出来た。
安心して席に戻ると、
間もなく列車が動き出した。

大畑駅を行き交う列車の写真を撮ろうと
線路脇に三脚を立てて待ち構える撮影隊w
の皆さんに見送られつつ、
人吉、八代を経て
熊本へと戻って来たのでした。

しかし矢岳駅のあの支柱のようなもの、
あれは一体何だったのだろうか?
# by vivian_n | 2007-04-06 23:00 | 旅行
昨夜はしろひさんに教えてもらった『好信楽』で馬肉祭w
祭の後は近所の『Jazz Innおくら』でクールダウンして
熊本駅前のホテルに帰った。

実は松浜軒に行く前、八代駅の観光案内コーナーで
岡山デスティネーションキャンペーンのパンフレット
見つけてゲットしておいたのだ。
おもむろにカバンから取り出して、よく見てみる。
もちろん写真は先生も山系君も本人ではないけれど
二人の背丈の違い具合を始め、
先生のスーツ、ステッキ、白手袋など、
細部にこだわりを感じさせるものがある。
先生の靴に至っては、どうも『深護謨』っぽいしw
それより何より、二人とも、似てるwww

明けて6日。
今日は肥薩線に乗って、吉松まで行って
また帰って来るという、それだけの日w
しかし『それだけ』では済ませないのが
マニアのマニアたる所以(自分で言うな)。
旅チャンネルのローカル線紹介番組で
すでに情報は仕入れ済みだもんね。
私のターゲットは
『大畑駅』の駅舎と、今も残る古い給水塔。
それから、百閒先生が阿房列車を運転していた時に
水を飲んだという『矢岳駅』ホームの水飲み場。
この2つだ。
# by vivian_n | 2007-04-06 22:00 | 旅行