Jazzヴォーカリスト「びび」こと工藤直子の日々。


by vivian_n
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<   2007年 04月 ( 12 )   > この月の画像一覧

松浜軒で先生の余韻を探し、
熊本城を見上げ、
水前寺公園で亀と戯れ、
肥薩線と豊肥本線に乗って先生と同じ景色を眺めたワシ。

もうこーなったら行くしかないでしょう!
という事で、池袋のシネリーブルへ。
百閒先生が登場するという、
ウワサの『ユメ十夜』を
観て来ました。
映画は夏目漱石の『夢十夜』が原作。
オムニバス形式で、
第一夜から第十話までの全10話はそれぞれ監督が違い、
ベテランや気鋭の若手が入り乱れている。

百閒先生が登場するのは第一夜。
脚本は、『百閒先生月を踏む』で
先生を題材にした小説を書いた久世光彦氏。
監督は実相寺昭雄氏。

第一夜からいきなりファンタジックだった。
土間では先生の奥様らしき人が茶店を切り盛りしている。
土間を上がるとすぐ書斎で、
先生は原稿に向かっている。
窓の外には、おもちゃのような観覧車。
これは、、、先生というより
大槻ケンヂの世界みたいだw
肝心の話は…
あまりにもファンタジックでよーわからんw

それはそうと、久世さんの書く先生は淫靡だ。
ワシも何となく
先生はエロかったんじゃないか
という気がするのでいいと思うw

文机の上がほんの少し映るカットがあった。
その上の原稿用紙にハッとする。
先生が『ある時期』使っていた原稿用紙は、
平山氏の本のどこかに書かれていたが、
“風船画伯”谷中安規氏の手刷りのもので、
薄緑色で、マス目の上部には、
失念してしまったが
何かの絵が描かれているものなのだ。
きっと、それだ。
あまりのこだわり様に頭がクラクラしてしまった。
その事で頭がいっぱいになっていたら、
第一夜が終わったw

この映画で面白かったのは
第六夜と第十夜。
ダントツに面白い。
全体を通してファンタジックだったり、
ホラーっぽかったり、
暗めのトーンのものが多いので、
単純に笑える話を
ちょうど口直しのように
それぞれ6番目と最後に持って来るセンスも好きだ。
いいアルバムを聴いている感じに似ているかな。

奇しくもこの第一夜は
脚本の久世氏と監督の実相寺氏の
遺作になってしまったという。

まただ。
百閒先生、先生って一体……。
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by vivian_n | 2007-04-09 22:00 | 百閒先生

トロッコ列車(4/8@熊本-2)

立野駅からほど近い所に立野橋梁がある。
あそ1962号は観光列車なので、駅で20分停車し、
徒歩で橋を見に行けるようになっている。
昭和3年に架けられた鉄橋なのだ。
行かいでかw
というか、私達はここでトロッコ列車に乗り換えなので
待ち時間はたっぷり、40分ぐらいあるのだ。
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橋の所から、下に降りる道があったので
最初はずんずん進んでみたが、
なかなか道が途切れない。
もしかしたら川の所まで降りられるのかも知れない。
周りに誰もいなくなってしまって
さすがにちょっと怖くなって来た。
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しばらく鉄橋の辺りをうろうろして、
駅に戻ってみると、トロッコ列車がホームに停まっていた。
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いよいよ出発だ。
まずは、さっき見に行った立野橋梁を渡る。
通過する時に下を見てみたら、
やはり下に道らしきものがある。
行ってみれば良かったとちょっと後悔する。
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この後は、日本一長い駅名に返り咲いた
『南阿蘇水の生まれる里 白水高原』駅を通り、
(4/8の時点では返り咲きが決定してなかったw)
遠くに一心行の桜を眺めて、高森駅に着いた。

高森駅横の広場では、
約1時間後に出る折り返しのトロッコ列車を待って、
ゆっくりお弁当を広げる人達で賑わっている。
私達はそれを横目に
立野方面行きの列車に乗り込んで立野まで戻り、
そこから阿蘇に行って、近くの温泉に浸かった。

肥後大津から熊本空港行きのバスが出ているというので
熊本には戻らずに肥後大津駅で降りる。
空港行きのバス停らしきものが無いので
どうなってるのかと思っていたら、
バス停は線路の反対側にあったのだった。
しかし、いつバスが来るか分からないのだという。
途方に暮れかけていたら、
バスが凄い勢いでやって来て、
私達を乗せると
これまた凄い勢いで発車した。

凄い勢いで景色が通り過ぎて行く。
熊本の旅の感慨に浸る間もなく空港に到着し、
飛行機は定時に離陸し、
夜の闇の中、
雨上がりの羽田空港に降りた。
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by vivian_n | 2007-04-08 23:00 | 旅行

トロッコ列車(4/8@熊本-1)

昭和28年の九州大水害の時に、
偶然百閒先生が阿房列車を運転している。
その時の事を書いたものが『雷九州阿房列車』。
運良く別府の宿まで辿り着いたまでは良かったものの、
前の日に通って来た豊肥(ほうひ)線が大雨で不通になり、
明日乗る予定だった日豊線も不通になってしまった。
「天道様のなせる業なら仕方がない」という事で、
今夜も国鉄の管理局厚生課の何樫(なにがし)君を交えて
降りしきる雨の中、宿での一献が始まった。

 「何樫さん、私共は昨日通って来て、
  あぶない所でいい工合でしたが、
  豊肥線というのは、おかしな名前だな」

 「なぜです」

 「おならの筋みたいではありませんか。
  あなたの方の管理局で、豊肥線の線の字を、
  肉月の腺に変えてみてはどうです」


ちょwww先生wwwwwwwwwwwwwwwww

…そんな夢を見たかどうかは忘れてしまったが、
寝たのは4時半を確実にまわっていたはずだ。
朝8時過ぎに気合いで起きる。
熊本最終日。
今日は豊肥本線wを通って、
立野駅から出るトロッコ列車に乗りに行くのだ。
眠くて死にそうなところを
熊本駅まで送ってくれたしろひさんと
再会の約束をして別れた。
美味しく、楽しい2日間を、
本当にありがとうございました。

改札を抜けて、列車の中で食べるお弁当を
買い込んでいると、間もなくホームに
私達の乗る『あそ1962』が入って来た。
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by vivian_n | 2007-04-08 22:00 | 旅行
帰り道、
いきなり団子をハフハフしながら
感慨に浸るワシ。。。
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水前寺公園を以て、
ワシの密かな野望はすべて達成された。
こういうのは自分さえ良ければいいのだw

…いいのか?
…だめかな?
何も言われないのをいい事に
先生を追いかけ回してしまったけれど、
先生はそれを許してくれるだろうか。
「仕様がないネ」と諦めてくれるだろうか。

市電に揺られながら、
自分だけの妄想の世界に行こうとしていると、
Yagoが熊本電鉄に乗りたいと言い出した。
しろひさんも、古い電車ですよと言う。
古い電車なら…乗ってもいいなw
e0005280_22132071.jpg
上熊本駅に入って来た電車が
いい感じだったので
嬉しくなった。


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中はこんな感じ。
車内は人影もまばら。


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『非常の際はこの
 「赤玉」を引けば電車
 は急停車致します。』


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吊り革には
『東急東横店8階』
…ここ熊本だったよね?


北熊本駅の車庫の中に
すごく古そうな車両があった。
近くで見てみたかったけれど
乗り継ぎの電車がすぐに出てしまうので
遠くからしか見る事が出来ず残念。
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さすがに疲れた。
N家に一旦帰ってちょっと昼寝、と思ったら
意識が戻った時にはもう夕食が出来ていた。
すっすみません(^^;;;
pyumifさんが『人文字のぐるぐる』を
Yagoのリクエストに答えて作ってくれた。
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夜はN家に来ていた
ヴォーカルのせつえりちゃんも一緒に
ヌアージュのセッションへ。
しろひさんが事前に声を掛けてくれていたお陰で
熊本で演奏している人達と交流する事が出来た。
ライブがはねたワトさん達ご一行様も
後から遊びに来てくれ、
2年ぶりの再会を果たした。
夜が更けるにつれ、盛り上がるのはどこでも同じ。
そしてN家に帰って来た後も、
祭は続いたのであった。

そう言えば、
楽しすぎて、写真を撮るのも忘れていたw
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by vivian_n | 2007-04-07 23:30 | 旅行

密かな野望(4/7@熊本-2)

熊本城は、繁華街のど真ん中に聳えている。
というより、城下町のほうが時代と共に
移り変わってしまったという事か。
とりあえず加藤清正公にポーズをキメて頂いたw
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ちょうど今『熊本城築城400年』のイベント中らしい。
修復されている所があるにせよ、
現存しているという事に圧倒される。
城自体も美しいけれど、石垣もすごいなー。
よくもこんなに美しく積んだものだと思う。
あまりの美しさに興奮したのか、
どこかの子供が石垣に取り付いて登ろうとしていた。
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ところで、観光地らしい観光地がそれほど好きではない私が
なぜ熊本城に来たのか。
それは百閒先生が熊本城の石垣をバックに
写真を撮っているからに他ならないw
例の写真集片手にきょろきょろ見回していたら、
それらしい場所が見つかった。
実は、撮影した場所を探す事が出来たら、
先生と同じアングルと同じポーズで写真を撮ってもらおうと
密かに心に決めていたのだw
喜々としてポーズを決めるワシwww

天守閣から下界を眺めた後は、
次の目的地、水前寺公園へ。
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さて、ここでまたすかさず
『先生の写真集』を出してみましょう。
47ページ。
百閒先生が公園の太鼓橋の上で、
こちらに向かって手招きをしている
写真が載っている。
もしかして橋が架け替えられていたら
どうしよう、
すでに無かったらどうしようと
微妙に心配だったのですが、
今、目の前には
その時とまったく同じ太鼓橋が。
しかし、その日は雨が降っていたらしく、
写真の中の先生は傘を差している。
今日は生憎の晴天だw
ここまで来て悔しいけれど仕様が無い。
傘を持っているつもり、という事で写真を撮ってもらったら、
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写真の中のワシは、
何故か傘を持っていたのだったwww

公園内をのんびり回遊する。
池の鯉を眺めたり、
角度によって変わる景色を楽しんだり。
以前はこういう所を見ても、
面白くもなんともなかったのだけれど。
人の感覚というのは変わって行くんだなと実感する。
それとも、歳のせいなの?……orz
いや、きっと、こういうものが
ちょっとずつ分かるようになって来たんだと思いたい。

しかしここの鯉は異常にでかい。
しろひさんが鯉に餌付けしていたら、
何気に亀まで紛れ込んでいたのには驚いた。
ううむ奥の深い公園だw
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つか、
亀必死だなwww


(special thanks:ゆーちゃん)
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by vivian_n | 2007-04-07 23:00 | 旅行

密かな野望(4/7@熊本-1)

確か9時過ぎに目が覚めた気がする。
昨日から気になってはいたのだけれど、
水槽の中にいる小さいエビ達がかわいい、
というか、
美味そうだ。

魚は見ていても美味しそうだと思わないが
エビの存在は、直接的に脳を刺激するようだ。

何故エビを?と聞いたら、
草などに付着する藻を食べてくれるんだそうな。
「エビはね、面白いんですよ」
そう言って、エビ用の餌を何粒か水槽に入れるしろひさん。
少ししてエサにほとんど同時に気づいたエビ達が
小さい足(?)を必死に動かしてエサに飛びつき、
その足で抱え込んだ。
そのエサを横取りしようとするエビ。
一目散に人目(?)の付かない所に逃げ込むエビ。
あせってエサを取り落とすエビ。
それをちんまりと座って観察するバルネさん。

抱え込んだエサをどうやって食べるのかと見ていたら、
足(?)で抱えたまま、両手(?)を交互に右左右左と動かして
エサをつまんでは口に運んでいた。
そんなに食べまくって大きくなって、、、
余程海老フライになりたいのか。
「あっ、食べてもあまり美味しくないみたいですよ」
私も余程目つきが怪しくなっていたらしい。

今日は忙しいのだ。
お昼は熊本ラーメンを食べ、
熊本城と水前寺公園を廻り、
夜はヌアージュのセッションに連れて行ってもらう。

という事で、お昼で混雑する少し前に
ラーメン『大黒』にやって来た。
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さっぱり豚骨スープには、焦がしにんにくのツブツブを
アクセントに効かせてある。
スープまで全部飲んで、完食してしまいましたw
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pyumifさんは、このあとレッスンが入っているとの事で、
しろひさんに熊本観光をお願いする事にしました。
ふふ…
熊本城と水前寺公園…
いやー楽しみだっっっ!!
いろんな意味で………w
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by vivian_n | 2007-04-07 22:00 | 旅行

馬だけに(4/6@熊本-余録)

熊本駅に戻って来た私達を、
しろひさんが車で迎えに来てくれた。
ありがたや〜〜。
今晩からお世話になるN家に荷物を置いて、
早速夜の街へと繰り出した。
昨日の好信楽やおくらのある界隈は
下北沢のような雰囲気だったけれど、
今夜は銀座5丁目辺りの路地という雰囲気。
何筋か離れるだけで、がらっと感じが変わるんですね。
そんなワケで、
今晩はしろひさん&pyumifさんオススメの
『ひとくち』さんで再会の宴なのだ♪
大将ドンさん(ドン小西似w)入魂の料理の数々を
少しだけご紹介しましょう。
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奥は馬刺(食べかけw)、手前は馬のレバ刺。
ワシ、馬れて初めてレバ刺食べましたw
(゚Д゚)ウマー

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馬の串焼きを小西家(←違うって)に伝わる秘伝のタレで。
(゚Д゚)ウマー

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新じゃがと柔らかく炊いた牛蒡のフライの上には
桜のかほり漂うご飯(餅米かな?)のあんかけが。
(゚Д゚)ウマー

pyumifさんはこの後演奏の仕事があるという事で
日本酒という名のガソリンをチャージw
元気になってお仕事に出かけられました。
私達も満腹でいい気分。
ドンさん御馳走様でした。また来ます。
今度はセッションもしましょう!

さて、
お店を出たが、
まだなんとなく帰る気がしない。
しろひさん、それを察してか
「もうちょっと飲んで行きましょうか?w」
という事で、宴の〆はBar: Colonで。

pyumifさんより一足先にN家に戻ると、
バルネさんが「にゃ、にゃ」とお出迎え。
Yagoはバルネさんの猫パンチを浴びて、
すっかりパンチドランカーと化していたwww
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by vivian_n | 2007-04-06 23:30 | 旅行
八代で1両編成の列車に乗り換えて、
人吉からは観光列車の
いさぶろう・しんぺい号に乗る。
上手い具合に自由席に座る事が出来た。

大畑(おこば)駅:
到着する前の車内アナウンスで
「古い給水塔が残っている」と。
ローカル線の旅@旅チャンネルの情報を
早速忘れていたよ。
大畑駅での停車時間は10分。
ホームに降りたら、端の方に
水の噴き上がっていない噴水のようなものがある。
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これは蒸気機関車の時代、その煤で汚れた顔や
手をを洗う所だったようだ。
『この水は飲めません』と書いてあるけれど、
昔はここで水も飲めたのかも知れない。

しかし給水塔はどこにあるんだ?
乗客と記念写真を撮っている運転士さんに聞くと、
「あっちですよ」。

古い駅舎を出て辺りを見回すと、
それは木立の影にひっそりと建っていた。
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給水塔という割に扉や窓があるのは何故だろう。
この塔の上部に水を貯めるタンクでも
あったのだろうか?
中に入って写真を撮ろうとしていると、
発車のベルのような音がしたのであわてて戻ると
「まだ大丈夫ですよ〜」と
案内係のおねいさんに微笑まれた。
なんだ。撮っとけばよかった。。。

矢岳(やたけ)駅:
大畑駅からスイッチバックとループ線で
ぐんぐん山を登って、着いた所がこの矢岳駅。

しかし、ループ線だと言うので
結構楽しみにしていたのだが、
自分で乗っていると
ループしてるのか何なのか実感が湧きませんな。
なんか前にも同じ気分になった事があると思ったら、
士幌線の三の沢橋梁の上でだった…。
こういうのは遠くから眺めている方が
一番楽しいのかも知れない。

矢岳駅にはSLが展示してあるので
乗客のみなさんはそちらに夢中。
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しかし!!
この写真の右端にある薄緑色の支柱のようなものを
ワシは見逃さなかった。
近くに寄って見てみると、何か書いてある。
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キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

右側は『鐵道院』、左側は『大正四年』と読める。
自分GJ!!!!!

ところが。
先生が水を飲んだという場所を探していたら、
水道の蛇口のあるごく普通の水飲み場と、
大畑駅にもあった『顔洗い場(?)』の跡があった。
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先生は、駅の歩廊にある
“唐金の水盤の水面にじかに脣を付けて”
水を飲んだという。
どっちで水を飲んだのだろうとしばし考える。
でも『顔洗い場(?)』で水を飲んだ方が
何かファンタジーな気がするので、
そういう事にしておいた。

この路線、駅と駅の間にあるトンネルも、
窓から見ていると、随分昔に作られたものが
そのまま残っているようだった。
必死で撮影を試みるw
e0005280_23181386.jpg


いさぶろう・しんぺい号の終点、吉松駅では
鹿児島方面に乗り継いで行く人達ばかりで
折り返す人はほとんどいない。
帰りは指定券を買ってボックス席に座る。
行きに撮る事が出来なかった大畑駅の給水塔の内部は、
帰りに撮影する事が出来た。
安心して席に戻ると、
間もなく列車が動き出した。

大畑駅を行き交う列車の写真を撮ろうと
線路脇に三脚を立てて待ち構える撮影隊w
の皆さんに見送られつつ、
人吉、八代を経て
熊本へと戻って来たのでした。

しかし矢岳駅のあの支柱のようなもの、
あれは一体何だったのだろうか?
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by vivian_n | 2007-04-06 23:00 | 旅行
昨夜はしろひさんに教えてもらった『好信楽』で馬肉祭w
祭の後は近所の『Jazz Innおくら』でクールダウンして
熊本駅前のホテルに帰った。

実は松浜軒に行く前、八代駅の観光案内コーナーで
岡山デスティネーションキャンペーンのパンフレット
見つけてゲットしておいたのだ。
おもむろにカバンから取り出して、よく見てみる。
もちろん写真は先生も山系君も本人ではないけれど
二人の背丈の違い具合を始め、
先生のスーツ、ステッキ、白手袋など、
細部にこだわりを感じさせるものがある。
先生の靴に至っては、どうも『深護謨』っぽいしw
それより何より、二人とも、似てるwww

明けて6日。
今日は肥薩線に乗って、吉松まで行って
また帰って来るという、それだけの日w
しかし『それだけ』では済ませないのが
マニアのマニアたる所以(自分で言うな)。
旅チャンネルのローカル線紹介番組で
すでに情報は仕入れ済みだもんね。
私のターゲットは
『大畑駅』の駅舎と、今も残る古い給水塔。
それから、百閒先生が阿房列車を運転していた時に
水を飲んだという『矢岳駅』ホームの水飲み場。
この2つだ。
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by vivian_n | 2007-04-06 22:00 | 旅行
千丁の柳があった場所は、九州新幹線の工事で
判らなくなってしまったという話は知っていた。
確かに、車窓の右側に見えていたはずの柳の代わりに
新幹線の線路が新八代駅の手前を斜めに跨いでいる。
先生もまさかそんな事になってしまうとは
想像もしなかっただろうと思う。

車窓から見える柳と、
それを指差す先生の写真が撮られたのは
昭和32年6月。
前の年には琴の師匠であり大親友だった
宮城道雄氏が事故で急逝し、
この3月下旬には、飼い猫のノラが失踪した。
悲しみに暮れる先生の心が少しでも休まればと、
親しい編輯者の『椰子さん』の誘いで
大好きな松浜軒へ行く途中のものだ。
その時に撮られた一連の写真が載っているのが
『百鬼園写真帖』。

私は、
『先生の写真集』
と呼んでいる。(プ

八代駅の改札を出ると、
駅舎の向こう側に
不気味なほど巨大なプラントが見えた。
その煙突から白い煙がもうもうと出ている。
バスが割とすぐに来たので乗ったけれど、
降りるバス停をよく調べていなかった。
運転手さんに聞いたら、
降りる時に親切にも道順まで教えてくれた。
右手に八代城跡の石垣が見えて来た。
その斜め向かいが、松浜軒だ。

門を入ると、不思議に外の車の音がしなくなる。
木々に囲まれた細い道を入り、
左手に母屋を見ながら進んで行くと、
そこに、ずっと私が見たかったお池が現れた。
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一体こういう時って何て言えばいいんだろう。

うはwww
か知ら。
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開け放った座敷の縁端に腰を掛けた先生と
ヒマラヤ山系君が、
Yagoの座っている石に足を乗せて
二人で外を眺めている写真がある。
今日もその時と同じく快晴で、空が青い。

そうだ。
昭和32年は1957年。
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その年から、ちょうど50年経っている事に気が付いた。

その時の旅行で一連の写真を撮影した小石清氏は、
わずか数週間後の奇禍で、帰らぬ人となった。
先生の周りでは、
此岸と彼岸との境目が
いつでも曖昧になっているような気がする。
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by vivian_n | 2007-04-05 23:00 | 旅行