Jazzヴォーカリスト「びび」こと工藤直子の日々。


by vivian_n
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カテゴリ:百閒先生( 15 )

『空に顔』

私の妹のみっちゃんは鳥が大好きで、
彼女に言わせると「鳥は三拍子揃っている」。
曰く、

『見て良し、さわって良し、食って良し。』

そんな彼女が産んだ名(迷?)言のひとつに

『空に顔』

というのがある。
マンガやアニメで【死んだ人や、もう会えない人を思う】という
シチュエーションによく使われる手法で、
その人の笑顔が青空をバックにぽっかり浮かんでいる。
という、あのアレですよ。
1回は見たことあるでしょう?
その懐かしいような、切ないような、寂しいような気分を
一言で、『空に顔』。


  翌くる日は快晴で、お池の水にささ波を刻む程の
  風が渡っている。
  遠い空の奥の方で夏の雲雀が啼いている。
  何となく遥かな気持ちで何となく悲しい。
  (千丁の柳)


百閒先生はこんな風に自分の『空に顔』を描写していて、
思わずうるうるしてお昼のおにぎりを落としそうになったw
ちなみにここに出て来る【お池】とはここのお池です。
誰か近くに住んでる人がいたよーなw
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by vivian_n | 2006-12-19 22:25 | 百閒先生

箏の調べ

e0005280_1563286.jpg

内田百閒先生の『東海道刈谷駅』を読んだ後、
記念館があるのを知って、たまらなく行きたくなってしまいました。

という訳で、本日、宮城道雄記念館に行って来ました。
初めて聴く宮城氏の箏の音は力強く、
何よりも箏という楽器の、12の音階では表現出来ない
弦のたわみ、ゆらぎの音の美しさを知りました。

記念館の奥には、「検校の間」という
作曲をする時に使っていたという部屋がそのまま残されていて、
その横の小さなお庭には宮城道雄像(朝倉文夫氏作)が。
静かな微笑みの表情の向こうでは、小鳥達がさえずっている。
ここにしばらくいたら、宮城氏と会えるような、
そんな気分になってしまう不思議な空間でした。
また近いうちに行って来ます。

宮城道雄記念館
http://www.miyagikai.gr.jp/kinenn.htm

あと朝倉氏の作品も見たくなって来たぞ。
朝倉彫塑館
http://www.taitocity.net/taito/asakura/
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by vivian_n | 2006-11-25 23:59 | 百閒先生
今日はF&Mでバイト。
今夜のライブは月末金曜恒例の土屋バンドのライブでした。
土屋先生と言えば、新刊『貧相ですが、何か?』が出たばかりですが
(と言っても先生が今日その本を持っていたので気がついた)
その本にサイン(何も言わないのにイラストまで付けてくれた)
を頂いたあと、同じ岡山県出身である百閒先生の話をすると、
なんと、土屋先生のお母様が百閒先生の琴のお師匠さんだったとか。
そういえば誰かが本の解説で百閒先生が琴を、
それもなかなかいい感じで弾いていたと書いてあったっけ。
先生は記憶には無いとの事ですが、ワタシ的には百閒先生とご縁が
出来てしまったような気がしつつ、ちょっぴり不思議な心持ち。
ってゆーか、岡山県人もしかして少ないの…?(問題発言)
そんな土屋バンドは今日も絶好調でした。
来月は8/4(金)がライブの日ですよ。
私はその日は居ませんが、きっとやっぱり盛り上がる事でしょう。
今度先生に岡山弁で曲を紹介して欲しいと頼んでみようかな(笑)
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by vivian_n | 2006-07-29 01:41 | 百閒先生

かぼちゃと風船画伯

e0005280_1535999.jpgいや〜、絶版になっているので手に入れるのは困難なのかと思っていたら
amazonで買えちゃうんですね〜〜。
便利ですねまったく。(といっても定価より高いけど)
この本は、版画家・谷中安規の生き様を、
生前に彼と交流のあった人たちの話を元にまとめたもので、
所々に彼の作品や散文なども載せられています。
私が彼の作品を初めて見たのは確か1年ぐらい前、
たまたまつけていたテレビででした。
確か30分ぐらいの番組だったと思いますが、
その作品達を見たとたん、何とも言えない雰囲気に圧倒されてしまいました。
幻想的で、かわいくて、だけど何故か心が痛くなるような。。
生前は百閒先生とも交流があり、彼に付けられた『風船画伯』というあだ名は
百閒先生の命名によるものだそうで、いかにも先生らしさを感じるなぁと
ほのぼのした気分になってしまいますが、
その飄々とした雰囲気のあだ名とは裏腹に、かなり屈折した子供時代を過ごしたようで、
初期の作品は私が見たものとはだいぶ趣が違うようです。
でもこうなったら作品をこの目で見てみたい!!
どこかで作品展やらないんですかね〜〜?
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by vivian_n | 2006-07-18 22:19 | 百閒先生

内田百間先生にハマる

今、阿房(あほう)列車ってのを読んでるんですが、
お酒が好きで、ちょっとガンコで、すっとぼけた感じの百間先生と、
ヒマラヤ"どぶ鼠"山系君のコンビが妙にいい味出してます。
他のキャラクター達もそれぞれ上手くデフォルメされていて、
会話もテンポが良くて、つい笑ってしまう。
それに風景、特に色の描写がイイ!
こちらはキャラクターとは対照的に美しく叙情的で、
まるで先生達と一緒に、同じ風景を見ているような気分になります。
も〜〜思いっきり先生のファンになっちゃった(笑)

ところで百間の間の字ってPCで出ないんですかね〜?
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by vivian_n | 2006-07-15 10:11 | 百閒先生