Jazzヴォーカリスト「びび」こと工藤直子の日々。


by vivian_n
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カテゴリ:心の琴線( 9 )

呼吸

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ジャズシンガーの能登朗子さんは
アクセサリー作家でもある。
去年、高田馬場のSunnysideでのライブの時に偶然!!
能登さんの作品の展示&販売会をやっていて、
とにかくひと目で気に入ってしまい、その時に何点か頂いて帰ったのだが!!
(その時のいきさつはココ

今年からは作品をSunnysideに常設する事になったそうで、
うわー、じゃ、行かなきゃ♪ってんで
早速新作を見に行ってきました。

能登さんの作品はアンティークビーズを使っているのだそう。
独特の深い色合いを出す方法は、その昔は門外不出とされ
今では作り方さえ分からないものもあるのだとか。

ね?不思議な息遣いを感じるでしょう。

まるで呼吸しているような。
会話しているような。
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by vivian_n | 2011-01-20 23:30 | 心の琴線

やっと出た〜♪

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3月のライオン』2巻、
早速ゲットして来ました!
続きを読むには…
また1年近く待たなきゃいけないのか〜〜!
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by vivian_n | 2008-11-29 13:26 | 心の琴線
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』
http://wakamatsukoji.org/

という映画を観て来ました。

-----

『囚人狂時代』という
見沢知廉の獄中記を読んだことがある。
どういうきっかけでその本を知ったのか
もう忘れてしまったけれど、
ひとクセもふたクセもある登場人物たちの中に
「あさまさん」と呼ばれる無期懲役囚がいたのだ。

その「あさまさん」、
ちょっとコミカルに思えてしまう程に
何事にも全身全霊で取り組まないと気が済まない性格らしく、
刑務所内の工場の野球の対抗試合で
凄まじいすべり込みを見せた所までは良かったが
あばら骨を骨折してしまったり、
(本人談:足がよろけてしまった)
怪我から復帰したのもつかの間、
今度は一塁手に思いっきりぶつかって
左腕を骨折してしまったり。
(本人談:また足がよろけてしまった)
また、新年に催される『囚人歌合戦』では
練習に気合いが入りすぎて、貧血でフラフラする事態に。

それから、普通、古参の囚人は、
新入りが慣れない作業で戸惑っていても手助けはしないのだが、
「あさまさん」は親切にコツを教えてくれたり、
看守から新入りをかばってくれたりする優しい面も持っていたという。
 (但し見沢氏の見解では『こういうところでは、
  親切を越えて何か異常な献身癖を思わせた。』とあったが。)

ある日、工場の先輩の「金ちゃん」が
「あさまさん」の方を見ながら、
彼が誰だか知っているかと見沢氏にそっと聞いて来た。

 「いや、知らない。どっか変わっている感じだけど…インテリっぽいね」
 (中略)
 「連合赤軍って知ってるでしょ。山の中で14人殺してさ。
  あさま山荘に立てこもって銃撃戦したじゃない」
 「……吉野雅邦!」

あさま山荘事件といえば、
リアルタイムでは覚えていないにもかかわらず、
鉄球や放水作戦…事件史を取り上げたテレビ番組では
必ずといって良いほど流れるこの映像が
今でも強く印象に残っている。
だから、立てこもった人たちも
凶悪なテロ集団なんだと、ずっと思っていた。
が、この本を読んで、
私の頭の中は疑問符だらけになってしまった。
何故、親切な人があんな事件を?
何故、優しい人が仲間殺しを?
人間の心理って?
思想って?
連合赤軍って?
そもそも学生運動って一体何?

「あさまさん」こと吉野雅邦。

この人がなぜ72年の2月、
あの場所で銃撃戦をすることになったのか。
ただの興味本位かも知れないけれど、
ちょっとだけ、知ってみたくなった。
(後編へつづく)
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by vivian_n | 2008-09-24 00:27 | 心の琴線

Until I Find You

今年に入ってから、
ジョン・アーヴィングの新作
『また会う日まで』を読み始めて、
この間やっと読み終わった。

ジョン・アーヴィング 『また会う日まで』
http://www.shinchosha.co.jp/book/519111/

これを読むにあたって、
事前調査とばかり
『ガープの世界』を観たのだけど…。

うーん(笑)

でね、『また会う日まで』は
どーだったかというと、

うーん(笑)

父親を探す旅。
子供の時の記憶。
でも、その記憶はほとんど事実とは違っていた。

うーん(笑)

物語に付随するナマナマしい話は
彼特有のものなのかも知れないけれど、
それはともかく、
盛り上がりそうなイベントを振っておきながら、
そのすぐ後にそれがどうなったか答えが書いてあるから、
物語にスピード感が出ないんだよう。
ただでさえ長い話なのに、
自分で先にネタばらしすんなようジョンさんよう。

…だけど、
と、ちょっと別なことを変えてみる。

子供の時は、やたら1日が長い。
大人になると、1年なんてあっという間だ。

そうやって考えてみると、
主人公、ジャックの子供時代は
この物語の前半で延々と書かれているし、
大人になってからの彼の日々は
するすると流れて行ってしまう。

時間、かな。

記憶は簡単に変わってしまうという事も
大きなテーマなんだろうけれど、
子供の時に感じる時間の流れの速さと
大人になってから感じるその速さの違い。
謂わば『人生の加速度』のようなもの?
そういうものも同時に書きたかったのではないかと
感じちゃったりしてね。
深いなあ、と思ったりする。
いずれにしろ、
ジャックの、ジャックらしい人生は、
きっと物語が終わった所から始まるのだ。

しかし、
なぜに邦題が『また会う日まで』なのか?
私の世代なら、どうやったって尾崎紀世彦を
思い出さずにはいられないが…

そういや主人公のジャックは1965年生まれ。
私とほとんど同世代だ。
もしかして訳者の小川高義氏は
主人公と同じ『また会う日まで=尾崎紀世彦』の世代に
この本を読んで欲しくて
意図的にこんなタイトルを付けたのではないかと…
そんなふうに勝手に邪推しているw

(追記)
読み手の視点は、たぶんガルシア博士の視点と
同じような位置にある気がする。
妹に出会い、父に出会い、
4歳から38歳までの時間をやっと埋められた時、
ガルシア博士との関わりが
ジャックの感謝の言葉とともに終わりを告げたが、
それは同時にアーヴィングの言葉として、
読み手に感謝の言葉を述べているような
気がしてならないからだ。
「最後まで話を聞いてくれて、ありがとう」と。
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by vivian_n | 2008-03-01 22:46 | 心の琴線
読み終わって、
フロに浸かりながらフト思った。

これを描き切った羽海野さんは、
5人と、それを取り巻く人達の
たった数年間の、だけれどとっても濃密な時間を
全部ひとりで生きたのかと。

…どうでもいいけど考え事をする時って
だいたいフロだなワシってばw


きっと描き終わって、
しばらくは放心しちゃうだろうなーと。
そうしたら、やっぱり最終巻のおまけの書き下ろしに、
そんな事が書いてありました。

ストーリーだの何だのは、この際置いておきましょう。
羽海野さんにはゆっくり充電して頂いて、
また素敵なお話を紡いで欲しいものです。

それにしても、実際に行った事のある場所が
出て来ちゃったりすると、
それも、その場所が効果的に使われていたりすると、
もうそれだけで感動しちゃうものなんですね。

では、お見せしましょう!
竹本くんが悟りを開いた(のか?)あの場所を!!
(写真は2003年に撮ったものです)

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ちなみにこれの右側手前には、
私の大好きなホタテラーメンの間宮堂があるんです。
さすがにあのシーンで間宮堂は…出せんだろうなw
つーか、次のページで竹本くんが
間宮堂でラーメンずるずるして
「おほっ」「たはっ」なんて言い出したら……なんて


普通は考えないわな。

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別の角度からもどうぞw

見た後は、きちんと歴史のお勉強もしましょう。
実は結構物々しかったりします。
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最後に、竹本くんも見ていたであろう景色なぞ。
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この写真では切れちゃってますが、左側に公園があって、
記念碑(?)はそこに建っています。

竹本くんの自分探しの旅、
同行させてもらっているようで、本当に楽しかったです。
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by vivian_n | 2007-03-12 22:04 | 心の琴線

世界は続いてゆく

ファンタジック・チルドレン(アニメ)と
ハチミツとクローバー(マンガ)を
約2週間で立て続けに…うっ(爆)

ファンタジック・チルドレンはずーーっと前から、
なんかどこかのテレビで夜中にやってた時にたまたま見て、
1回見ただけではよく判らない話の内容と
終わりの歌が非常に耳に残ってしまって、
しかし兄マックス、いやアニマックスでの再放送を知った時には
すでに4話終わった後だったのですが。。
機会を逃すと今度いつ見れるか分からないので
5話から見る事にしました。

しかし、全26話で、20話ぐらいまで話を引っ張る引っ張るw
ふと、今までの経験が私の脳裏をかすめて行くのでした…。

こっこれってもしかしていろいろ謎めいた伏線を張り巡らした挙げ句
収集が付かなくなって最終回破綻!?
さてはクソゲー掴まされたッ!!??みたいな。
または
全ての謎が解けて幸せなハッピーエンド超・大作!?
の、どっちかだな。と。

しかし本放送が数年前だったにもかかわらず、
すごい!!とか感動した!!という言葉を
風の噂にも聞かないって事は
ああ〜これは…認めたくないものだな。って感じですが
きっと前者だなと。
ま、キャラクターが今時にしてはとっても地味なので
ストーリーはいいがイマイチ地味だって事で
ウケが悪かったのかも…
なんて性懲りも無く考えたりw

と自分に予防線を張りつつ見た最終回は…
というか最終回までの3回は
予想を裏切る展開&微妙な尻切れトンボ感でしたが、
(もしかしたら最初の4話分を見てれば違うのかも知れないが)
違う場所にいても同じ時間を同じ世界で過ごす事が出来る
大きな幸せのようなものを感じて、
私的には好きでもないけど嫌いなエンディングでもなかったので
ちょっと安心しました。

しかし、トーマの台詞の「いつか会えるよ」って
…なんかダサくないか?どうでもいいんだけどさ〜w

ハチミツとクローバーは…もうちょっと待って!(えへ)
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by vivian_n | 2006-12-25 22:08 | 心の琴線
すいません。
また、テレビのチャンネルをいじくってたら
たまたま『セカチュー』に当たりました。
元々ひねくれ者なので、
皆が観に行ってる時になんか
ぜってー観に行ってやんねーなどど
強気のゴリラなんですが、
今回ばかりはとうとう最後まで観てしまいましたよう。

という訳で、原作も読んでいないワタクシですが
印象に残った事などを
勝手気ままに書いてみたいと思います。
まず、登場人物。
なんか、ストーリー展開にほんっっっとうに必要な人間しか
出て来ない。これは、すごい。
普通なら、リアルさを出す為に家族やら医者やら
友達やら何やらかんやら云々…出て来そうですが
もーそれを潔いぐらいテッテー的に排除してる(笑)
いい意味で貧乏劇団の芝居のような(例えが変か?)

だからこの映画の監督の行定勲さんて
舞台とか、そっち方面の人なのかと思って
ぐぐって見た所、そうでもない様子。
ただインディーズ系の映画を多く撮っているようで
やっぱり金がないから余計なものは切り捨て!
のような感覚なのかなーとも思ったり。
逆に金をじゃんじゃん使える超大作を撮ったら
行定さんはどうするのか興味津々です。
と思ったら『北の零年』の監督やってた(驚)
うーん、ぼ、ぼ、ぼくが知らなかっただけなんだなぁ(裸の大将)

で、結局何が言いたいかというと、
余計な登場人物がいない(リアルさを出さない)事によって、
物語がとってもクリアに、ストレートに
伝わって来る、という事なんですよ。
広く浅く、ではなく、
膝を突き合わせて、深く深く、という感じ?
こういうベタなストーリー展開&相関関係には
すごく合ってると思います。

ヤバかったのは、やっぱあの体育館のシーンが。
あれはまじで来てしまいました。
つーか、よくぞああいう映像にしてくれた!って感じです。
それから、頭髪が無くなってしまった自分を
朔太郎に見られてしまった時の、亜紀のあの反応が、
私の先取りしてた想像(妄想か?)と
シンクロしちゃったもんだから、
うっわー、この監督すげえ!!


なんてね。

どうして人の思考回路は自分のフィルターを通してしか
見れないものなんでしょうか。ちょっとブルー。
まあ、でも好きなものがきっと監督と似てるんだろうな。
(お前が言うな)

最後に。
映画のCMに使われてた『助けて下さい!!』って
誰に言ってるのかやっとわかった。
あれはまわりにいた人たちにじゃなかったんだね。
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by vivian_n | 2006-08-05 23:05 | 心の琴線

ドロシー・ハミル

ケーブルテレビのスポーツのチャンネルをたまたま見ていた。
番組はフィギュアスケートの大会で、画面の左上には
「1999 ケリ・ローション」と書いてある。
1999年の、ケリ・ローションというのは会場なのだろうか?
ちょうど女性選手が滑り終わり、次に出て来たのは男性の選手だが、、
彼はアフロづらに銀色の伊達眼鏡、コスチュームは胸の部分が大きくV字に切れ込み、
曲も70〜80年代のソウル。観客も盛り上がって大合唱だ。
そうか。きっとこれはアメリカの大会だな。
それしか考えられない(笑)

次に出て来たのはドロシー・ハミルという選手だった。
コスチュームはピンク色のシンプルなワンピースだ。
解説者が、彼女は43歳で、かつてオリンピックで
金メダルを獲得した事があると言っていた。
なるほどそうか。道理でコスチュームが地味なはずだ。
きっと昔取った金メダルのお陰で今も大会に出させてもらってるんだな。
と、その時は正直そう思った。

曲が静かに始まった。
やっぱり衣装と同じで滑りも至ってシンプルだ。
ジャンプも2回転しかしないし。

だが、
何と言えばいいんだろう。
まるで美しいメロディがレガートで奏でられているように、
彼女の足の先が、指の先が、流れるように弧を描いて行く。
もちろん指先や足さばきに細心の注意が払われているのは
見ていてもよく分かる。

2回目のジャンプ。
「無駄がまったくありませんねえ」と解説者。
ジャンプの為に加速しているのさえ気がつかなかった程だ。
なんて美しいんだろう。
自然に涙があふれて来た。
ああ、この人は本物なのだ。

彼女の得点は決して高くはなかった。
しかし、審判も、選手達も、そして観客もきっと皆判っているのだ。
点数には表せないものが、そこにあったという事を。


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ドロシー・ハミルの滑り 〜1999ケリ・ローション〜
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by vivian_n | 2005-11-25 19:12 | 心の琴線

ブルース、と言えば…

エディ藩、という名前を初めて見たのは
横浜のライブ情報が載っているミニコミ紙だった、と思う。
STORMY MONDAYという、
いかにもブルースのライブハウスらしい名の店に
その人は定期的に出演しているようだ。
ちょうどその頃、花村萬月氏の「ブルース」という本を読んで
感化されまくっていた私は、行ってみたいなぁなんて
密かに思っていた。

---

最近、図書館に行っては本を何冊か借りて読んでいる。
先週末には早乙女勝元氏の本と、もう1冊。
新刊として本屋に並んでいた時からずーっと気になっていた
「天使はブルースを歌う」(山崎洋子著)というノンフィクションの本を借りた。
早乙女氏の本は、言わずと知れた東京大空襲もの。
「天使はブルースを歌う」も、話の元をたどれば第2次世界大戦なのだ。

舞台は横浜。ある外人墓地に、こんな噂があった。
敗戦直後、進駐して来た米軍兵士と日本人女性との間に生を受けながら、
しかし生まれても祝福される事の無かったたくさんの小さな命が
秘密裏に埋葬されたという。

その墓地に記念碑を建てる計画が持ち上がった。
計画に賛同したミュージシャンもCDを制作し、
売上を記念碑の費用に充てるという。
ひょんな事から著者の山崎氏がエディ藩の作った曲に
歌詞を付ける事になり、それをきっかけに
当時の外人墓地を知る人などを訪ねながら、
伝説の老娼婦”メリーさん”の逸話をからめつつ
真相を探って行く、といった内容。

詳しくは読んで頂くとして。(笑)

私の興味はいつの間にか話の本筋から横に逸れ、
本牧で結成され、GS全盛時代に活躍したという
ゴールデンカップスにあった。
全員ハーフというふれこみのそのバンドで、
エディ藩という人はギターを弾いていたという。
ちょっと調べてみて驚いた。
このバンド、デビュー曲を含めシングルの曲は
歌謡曲のヒットメーカー達の手によるのものだが、
LPにはブルースの有名な曲が数曲入っていたりする。

一体何なのこのバンド?
それに今見てもドキッとする程の美形揃い。
出来る事なら、そのLPを聴いてみたい。

そのバンドと、70年代をとりまくように漂っていた
鈴木いづみという女性作家にも興味をそそられた。
異色の経歴を持つ小説家として時代の最先端を走りながら
最後は自殺という形で人生を閉じた人。
こういう生き方をさせられちゃった人がいるって、、、。
全部本当なら70年代って異常だ。

この本を書いた山崎氏も登場人物達と同年代だそうだ。
しかし彼女は学生運動などに参加する事もせず、
平凡に就職し、働いていたという。
それは皆が皆こんな激しい生き方をしていた訳ではないのだという、
70年代を知らない者にとっては「証言」のようなものだ。
だからこそ、彼らに憧れ、時には軽い嫉妬のような感情を伴って
書かれたこの本は、ノンフィクションというより、
彼女の私小説なのかも知れない。
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by vivian_n | 2005-10-20 22:00 | 心の琴線