Jazzヴォーカリスト「びび」こと工藤直子の日々。


by vivian_n
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開いた歌と閉じた歌

何かのCMでもこんな感じの台詞がありましたね。

ちょっと歌に関して少しだけ思っている事など。
目を開けて、こっちを見て歌っている場合って、
向こうからの気持ちが伝わりやすい。
これは、開いている歌。
逆に、目を閉じて歌う場合って、自分の世界に入ってる感じ。
これは、閉じた歌。
だからといって、自分の世界に入るのが悪いという訳じゃない。
この場合は、開いている歌の時とは逆に、
聴いている方が主体となって、歌の人が作った世界を想像して感じ取るのだ。
この、オン/オフの表現の絶妙なバランス感覚の持ち主が
「いい歌を歌う人」と言われるのでは

……ないか?

念のために付け足しておくけれど、
これだけが重要かと言われればそうではない訳で。
しかし使い方が悪いと押し付けがましくなったり、
逆に何も感じなかったりするのは
オン/オフが少なからず関係している。
と、思う今日この頃。

で、何が言いたいかというと、
15日は入谷Four&Moreにてライブでした。
この日の私は初めてと言っていいぐらい閉じまくっていました。
閉じている、というより「後ろ向き」だった。
過度の緊張によるプレッシャーから
自分を押し潰してしまった。
原因はいろいろあるけど、最大の原因は練習不足。
これに尽きます。
ライブの後半は、遊びに来てくれていた
ドラムの人を引っ張りだし、助けてもらった。
何としても、雰囲気を変えたかったのだ。

数日後、NHKの趣味悠々という番組をたまたま見た。
カルチャースクールのテレビ版のようなその番組は、
その日は「大人の為の初めてのピアノ教室」みたいなシリーズの最終回で、
ピアノ発表会の形式で進行していた。
発表直前、先生が生徒たちに言葉をかけた。
「お客さんが入ると、プレッシャーがぐぐーっと向かって来ますが、
それを押し返しちゃうぐらいの心構えでやって下さいね」と。

その言葉が、私の胸に刺さった。
練習あるのみ、です。
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by vivian_n | 2005-11-19 00:20 | JAZZ